2023.4.2 宣教「新しい救い」

2023年04月01日 11:33

聖書 ルカによる福音書22章14-23節

 今週から受難週に入ります。水元教会ではこの週は毎朝10時から一時間ほどの受難週祈祷会をします。

 受難週の木曜日は、主イエスが最後の晩餐を弟子たちとなさいました。15節「イエスは言われた。『苦しみを受ける前に、あなたがたと共にこの過越しの食事をしたいと、わたしは切に願っていた』」これは、いわゆる最後の晩餐です。「わたしは切に願っていた」という強い言葉が記されています。主イエスは熱い望みをもって切に一緒に食事をしたいと願われました。こういう主イエスの願いのもとで弟子たちは食卓に招かれたのです。今、私たちは聖餐式の席について小さなパン切れと小さなカップに入ったぶどうジュースを口にします。実際、いつも霊的な経験を味わうというわけではないかもしれません。しかし、この最後の晩さんで主イエスがどんなにか切実に私たちと一緒に食事をしたいと願われたかということを心に留めて、聖餐に与かりたいと思います。この主の晩餐は2000年の歴史の中で多くの人々に受け継がれてきたのです。21節「しかし、見よ、わたしを裏切る者が、わたしと一緒に手を食卓においている。人の子は、定められたとおり去って行く。だが、人の子を裏切るその者は不幸だ。」このイエスの言葉の中に、ユダに対してこの地上での最期の悔い改めを迫ることが記されています。この次の日曜日はイースター「復活」礼拝で聖餐式をします。この最後の晩餐での主イエスの言葉を思いつつ与かりたいと思います。

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