
2017.12.10 宣教「明日を思い悩むな」
2017年12月07日 16:51
聖書 マタイによる福音書6章33-34節
主イエスは「思い悩むな」ということについて強調されています。29節の後半で信仰の薄い者よ、という信仰が問われました。33節の「明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日、自らが思い悩む。その日の苦労はその日だけで十分である」この言葉は私どもの人生を徹底的に信仰をもって生きなさいということです。「神の国と神の義を求めよ。そうすればわたしたちに必要なものは必ず与えられるであろう」と主イエスは繰り返し神の国について語られました。主イエスの生涯は神の国の実現を示すものでした。ガリラヤで伝道した時にも「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」と宣べ伝えられた福音の中心です。34節「その日の苦労は、その日だけで十分である。」明日のことは明日自身が思い悩むということは、今日であるとか、明日であるとかいう時間は、神の支配の中にあります。時を支配しているのは神様です。今の時がどんなに苦しくても、神はその苦しかった時を変えてくださいます。私たちには今は分からないかもしれません。私たちは明日という時を私どもが自由にして、自分で明日を決定していくことはできません。今日を支配される神が、明日もまた私どものために守りと支えてくださるのです。一日の苦労は一日で十分です。一日一日を神に委ねて、そこで起こる問題を神に申し上げていけばよいのです。