2021.3.21 宣教「最後の晩餐」
2021年03月15日 18:28
聖書 ルカによる福音書22章14-23節
14節に「時刻になったので、イエスは食事の席に着かれたが、使徒たちも一緒だった」後に、主イエスが言われたことは、15節「苦しみを受ける前に、あなたがたと共にこの過越しの食事をしたいと、わたしは切に願っていた」ということでした。なぜ、主イエスはご自分がこれから苦しみにあわれる前に、弟子たちと一緒に食事をしたいとお考えになったのでしょうか?それは、主イエスがこの世に来たのは何のためであるか、主イエスが苦しみにあうのはどういう意味を持っているかということを明らかにされたということです。それが最後の晩餐です。この晩餐にはイスカリオテのユダも一緒でした。この晩餐は罪人の救いのための晩餐でもあるのです。主イエスが再び来られる時まで、主イエスの十字架の死の意味を人々に伝えて、明らかにすることを示そうとされたのでした。コリント第一の手紙11章23節の記事に、「だから、あなたがたは、このパンを食べてこの杯を飲むごとに、主が来られる時まで、主の死を告げ知らせるのです」とパウロは書いています。主の晩餐は、私たちの罪を明らかにするためであり、罪を赦されて聖餐式を守りなさいということです。わたしたちは感謝して聖餐式に望んでいきたいと思います。