2021.8.1 宣教「来るべき方はあなたですか」
2021年08月01日 15:43
聖書 ルカによる福音書7章18-23節
洗礼者ヨハネの母はエリザベト、父は祭司ザカリアです。幼い時から両親から、救い主が来られるという、その使命を果たすために生まれて来たのだということを聞かされていたのではないかと思います。その来るべき方のための道備えをすることがヨハネの使命でした。それだけにヨハネは主イエスご自身に尋ねないわけにはいかなかったのです。
「来るべき方はあなたですか」と、この問いはヨハネは自分が歩んできた道がよいのだという保証をいただきたかったのです。ヨハネは今獄中にいて、その厳しい試練の中でどうしても問いたくなったのだと思います。主イエスが救い主であり、イエスが本当に神の子であるのか、ヨハネは二人の弟子を遣わしました。主イエスはこのヨハネの問いを受け止めてくださっています。そして、主イエスは自由を奪われているヨハネの二人の弟子に、あなたが見たこと、聞いたこと、そのままヨハネのところへ行って話したらよいと言われました。そして23節において主イエスは「わたしにつまずかない人は幸いである」という言葉を付け加えて告げられたのでした。