2022.9.11 宣教「歴史の支配者」
2022年09月11日 05:35
聖書 ルカによる福音書17章20-21節
ファリサイ派の人の問いに、20節「ファリサイ派の人々が、神の国はいつ来るのかと尋ねたので、イエスは答えて言われた。『神の国は、見える形では来ない。』」主イエスは、神の国は見えない。また、それを見ようとしても、見える形では来るのではないと答えられたのです。また21節で「『ここにある』『あそこにある』と言えるものでもない。実に、神の国はあなたがたの間にあるのだ。」と言われました。神の国は、人間と人間の関わりの中にあるのだということです。主イエスは、ファリサイ派の人々に内側を清めなければならないと何度も言われました。しかし、神の国また信仰というのは、私たちの心の中に閉じ込めてしまうということではありません。心が平安であればいい、心が神と一つの生活を楽しんでいれば、この世界はどうなっても良いというようなことではありません。神の支配はあなたがたの中にある。それはどこにあるかと言いますと、第一に教会です。私たちが、教会に来て礼拝しているところに、主イエスご自身がいてくださることを確信を持って生きるところに、神の国があります。第二に、神の国は人間と人間との関りの中にあります。それが何であるかというと「愛」です。私たちは、この「愛」につながれていくことによって、神の国を現すことができるのです。