2019.12.15 宣教「残りの者」
2019年12月09日 13:46
聖書 列王記上19章1-18節
聖書では、ごく少数の「残された者」たち、つまり神を信じている人たちによって、国が再建されていく様が記されています。聖書では「残りの者」という表現をしていますが、これはエリヤの時代の「7千人」のように、神の目的を果たすために、恵みによって残された人々のことです。18節「しかし、わたしはイスラエルに7千人を残す。これは皆、バアルにひざまずかず、これに口づけしなかった者である。」また「残りの者」は特にイザヤ書に記されています。イザヤ書10章20-21節で「その日には、イスラエルの残りの者とヤコブの家の逃れた者とは、再び自分たちを撃った敵に頼ることなく、イスラエルの聖なる方、主の真実をもって頼る。残りの者が帰って来る。ヤコブ(イスラエル)の残りの者が、力ある神に」とあるように、神の目的を達成するために残された者です。彼らは多くの人から批判され、絶望の中にあって、それでもこれからの未来を築いていくという希望の象徴となっていきました。