2019.8.11 宣教「理想の結婚」
2019年08月08日 19:49
聖書 マタイによる福音書19章1-12節
6節「神が結び合わせてくださったものを、人は離してはならない。」すると、7節でファリサイ派の人達が「では、なぜ、モーセは、離縁状を渡して離縁するように命じたのですか」と、すなわち、モーセは離婚をする権利を夫に認めているではないか。と問いました。そこでイエスは8節「あなたたちの心が頑固なので、モーセは妻を離縁することを許したのであって、初めからそうだったわけではない」この「初めから」というのは、4節に出て来る「創造主は初めから」という言葉と同じです。旧約聖書の創世記2章にあるように、神は天地を造り、人を造られた。そして「主なる神は言われた。『人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう。』」と男と女を造られた最初の時から離婚を許されるつもりはなかったのです。モーセは、あなた方男性が、あまりにも心が頑固なので、離縁の一つの可能性を与えたにほかならないと言われました。「心が頑固なので」とは、妻を自分の所有とするような男性の心は変えられなければならないと。妻も共に神の前に立つ者として造られたものです。男も女も神の前に同じ値打ちを持つ者として結ばれているのです。ということを、主イエスはここで明らかにしておられるのです。