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真理と自由
2024年11月14日 04:31
ヨハネによる福音書8章31-38節
32節に「あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする」とあります。ユダヤ人たちはこのイエスの言葉を聞いて、自分たちは自由だと思ったかもしれませんが、現実は罪の奴隷でした。何の奴隷かと言うと、彼らの信仰の伝統であり、慣習であり、長年身についた考え方でした。彼らはそこから解放されることを受け入れません。これはわたしたちもまたそのことを問われているのではないでしょうか?そこで、主イエスは御自分を信じたユダヤ人たちに言われました。31節「わたしの言葉にとどまるならば、あなたたちは本当にわたしの弟子である」と言われました。「わたしの言葉」とは、わたしの言葉の中にとどまり続けることです。主イエスは自分の言葉を受け入れている人を喜んで求めておられる。あるいは招いておられます。この言葉の中にとどまりなさい。そしてわたしの弟子になりなさいと言われました。わたしたちは自分たちのことを「クリスチャン」と言います。それはキリストのものという意味です。キリストの弟子であるクリスチャンは神のみ言葉を学び、日々黙想して自然に真理の言葉が自分の心に浸み込むように、自分を訓練していくものです。それがわたしどもの心にみ言葉を蓄えていくことです。37節の終わりに「わたしの言葉を受け入れなさい」ということばがあります。わたしの言葉が根をおろしているか、根を下ろした者が育つということです。