2019.1.20 宣教「祝福に満たされて」
2019年01月20日 06:59
聖書 マタイによる福音書14章13-21節
14節「イエスは舟から上がり、大勢の群衆を見て深く憐れみ、その中の病人をいやされた」これは主イエスのご計画にはありませんでしが、群衆の憐れむ姿によって計画を変更なさいました。夕方になり、弟子たちも群衆たちもお腹がすいていました。15-16節「夕暮れになったので、弟子たちがイエスのそばに来て言った。『ここは人里離れたところで、もう時間もたちました。群衆も解散させてください。そうすれば、自分で村へ食べ物を買いに行くでしょう。』イエスは言われた。『行かせることはない。あなた方が彼らに食べる物を与えなさい』」そのとき、自分たちの手の中にある物を数えてみると、パン5つと魚2匹しか持っていませんでした。この奇跡を説明することは難しいことですが、大切なことは、このイエスの祝福の中に、自分もそこに置かれていることを知ること、その祝福の中に生きることを喜ぶことです。イエスは「天を仰いで感謝し、それからパンをさいて弟子たちに渡し」ました。このイエスの感謝と祝福は一つのことです。弟子たちと5000人以上の人はこの奇跡を通して満腹したとあります。この時この体験はそこにいた人たちには、イエス・キリストの真理は、まだ理解できていません。これは、このパンの奇跡で救われるのでもなく、病気を治していただいたから救われるというのでもなく、この奇跡の体験が、そこで養われていく信仰の体験が蓄積となり、それが信仰の経験となっていくということではないかと思うのであります。