2023.9.3 宣教「祝福の食卓」

2023年09月02日 05:51

ルカによる福音書24章28-43節

 エマオへ帰る途中、二人の弟子が思いがけなく主イエスに出会いました。28-29節「一行は目指す村に近づいたが、イエスはなおも先へ行こうとされる様子だった。二人が『一緒にお泊り下さい。そろそろ夕方になりますし、もう日も傾いていますから』と言って、無理に引き止めたので、イエスは共に泊まるため家に入られた。」ここでもまだ、二人の弟子は主イエスに気づいていません。夕刻の旅は危険ですし、お互いに空腹になっていました。30-31節「一緒に食事の席に着いたとき、イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱え、パンを裂いてお渡しになった。すると、二人の目が開け、イエスだと分かったが、その姿は見えなくなった。」この食事の席で、主イエスが主人の役割を果たしてパンを取って賛美の祈りを唱えました。この時に、二人の目が開かれました。驚いた二人は、32節「二人は道で話しておられるとき、また聖書を説明してくださったとき、わたしたちの心が燃えていたではないかと語り合った。」なぜ、心が燃えたのでしょうか。それは、聖書の話を教えたくださった方が復活のイエスであるからです。心が燃えた二人は黙っていることができなくなりました。二人はすぐにエルサレムへと引き返りました。33-35節「そして、時を移さず出発して、エルサレムに戻ってみると、11人とその仲間が集まって、本当に主は復活して、シモンに現れたと言っていた。二人も道で起こったことや、パンを裂いてくださったときにイエスだと分かった次第を話した。」初代の信仰者たちは復活のイエスをそのまま信じました。キリストが現れて力を与えてくださったからです。私たちにも心が燃えた経験があると思います。その時、私たちも復活のイエスを信じる力を与えていただいたのです。

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