2021.8.8 宣教「神の国の宴席」
2021年08月08日 06:06
聖書 ルカによる福音書7章24-35節
洗礼者ヨハネが人々にどのように迎えられたかは、29節で民衆は「神の正しさを認めた」とあり、30節ではファリサイ派の人々や律法の専門家たちは「神の御心を拒んだ」と記されています。神の御心とは、私たちのための神の御心です。神が私たちのことを大切に思ってくださる神の御心を拒否しないことです。33節には洗礼者ヨハネがパンを食べることも、ぶどう酒を飲むこともしないと「あなた方は、あれは悪霊に取りつかれている」と言い、主イエスについてはその逆に34節で「人の子が来て、飲み食いすると、『見ろ、大食漢で大酒のみだ。徴税人や罪人の仲間だ』と言うのです。」と記されています。主イエスが大酒のみだということも、洗礼者ヨハネが悪霊に取りつかれているということも間違いです。主イエスはお酒をお飲みになり、婚礼のような宴席を喜ばれましたが、神と共にある喜びです。そして、この宴席を神の国の喜びの席だと言われました。信じるということは神の正しさを認めることであり、神が私たちのためを思ってくださる神の御心を拒否しないことであり、これが信仰ということです。