2018.12.9 宣教「神の平和を待つ者」
2018年12月04日 13:59
聖書 イザヤ書11章1-10節
教会生活をされている方は、クリスマスを祝う礼拝の中で、このイザヤ書11章1-10節を読まれたことがあると思います。特に「エッサイの株から一つの芽が出る」ということば、それは主イエス・キリストのことです。このように旧約聖書の中でキリストの出現を記しています。その時に何が起こるかと申しますと、6節以下のイザヤのことばです。
「狼は小羊と共に宿り、豹は子山羊と共に伏す。子牛は若獅子と共に育ち、小さい子どもがそれらを導く...」平和が来る、その日神の御業を喜ぶ者が感謝をし、歌を歌わずにはおれなくなるのです。イザヤのメッセージは、神に信頼している平和ですから、武器を持たない平和です。国が国を守るために、武器を導入することでは完全な平和を得ることが出来ません。「落ち着いて、静かにしていなさい」と、これは預言の言葉です。この背景には神に対する強い信頼があります。私たちの心を落ち着かせるのは神への信頼です。私たちは、どれだけ自分が神を信頼しているのかということをいつも試されています。アドベント(待降節)の時、私たちは落ち着いて、静かに神の言葉を聴くものとなりたいと思うのであります。