2022.2.6 宣教「神の平安」
2022年02月06日 11:48
聖書 ルカによる福音書12章1-12節
主イエスは旅をなさいました。決して安住して伝道をされたのではありません。伝道の旅というのは、ある意味では重荷でストレスも抱えていくことになります。私たちは自分が生きている間に、いつかどこかで自分が背負っている重荷が解放される時が来るだろうと思っています。しかし、人間というのは、一生心配事から解放されることはないことを悟ります。主イエスは弟子たちに4節、5節に「友人であるあなたがたに言っておく。体を殺しても、その後、それ以上何も出来ない者どもを恐れてはならない。誰を恐れるべきか、教えよう。それは、殺した後で、地獄に投げ込む権威を持っている方だ。そうだ、言っておくが、この方を恐れなさい」と言われました。神は7節にあるように私たちの髪の毛までも一本残らず数えられているお方なのです。10節から12節には、聖霊を拒んではいけないと書いています。このみ言葉は私たちを深く慰めるものです。8節の「人々の前で自分をわたしの仲間で言い表す」信仰告白ができるのは、この神が共に生きてくださっていることが分かるからです。この聖霊の働きが、私たちの導き手でもあるのです。キリスト者に与えられる平安は、聖霊の働きにより信仰によって神と主イエスから与えられる平安なのです。