2023.9.17 宣教「神は愛です」

2023年09月16日 14:21

聖書 ヨハネの手紙第一4章7-12節

 先週でルカによる福音書を終え、次週からヨハネ福音書を取り上げたいと思います。そこで、ヨハネという人について確認します。ヨハネはローマの皇帝の時代に逮捕され有罪の判決を受け、パスモス島に流されました。その後、紀元96年に解放され、自由に身となりエルサレムに帰ることができました。しかし、すでに高齢となっていたので思い通りの活動ができなくなっていました。それでもイエスから受けた教えを多くの人に伝えていきました。十二使徒の中で一番長く生きた人であり95歳で亡くなったと言われています。晩年のヨハネは、会堂で礼拝を捧げる時も檀上に長く立って語ることもできず抱きかかえられるようにして壇上にあがり「互いに愛し合いなさい」との言葉を繰り返して壇から降りたと言われています。ヨハネにとって生涯の課題は、神によって「互いに愛し合う」ということでした。聖書を通して私たちが学ぶ課題は、この「愛」が神から与えられ示されたものであるということです。私たちは神からの愛を、イエス・キリストをとおして具体的に知ることが出来るのです。ヨハネ福音書3章16節には「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである」とあります。神は愛であるとは、神の本質です。

 

 

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