2021.6.13 宣教「聖なる山にて」

2021年06月13日 00:00

聖書 ルカによる福音書6章12-19節

 12節「そのころ、イエスは祈るために山に行き、神に祈って夜を明かされた。」この「夜を明かされた」とある言葉ですが、それは一晩中祈られたのですが、ただ一晩だけではなくて、生涯を通してひたすら祈られたという主イエスの祈りに生きるお姿を読み取ることが出来ると思います。自分が思い立った時にだけ、お祈りをするというのではないのです。いつも神への真剣な祈りの姿がそこにありました。ここでは、主イエスご自身が先頭になって徹夜してまでお祈りになったということを、今朝の礼拝において私たち一人一人がが心に刻んでいくことが大切だと思います。

 13節以下に、その祈りに応えて、神が命じられたことをすぐに実行されたことが記されています。「朝になると弟子たちを呼び集め、その中から12人を選んで使徒と名付けられた」のです。その12人の名前が14~16節に記されています。この12人は、特別優れた知識と優秀な実行力のある人だけが選ばれたのではありません。「キリストの復活の証人」として、命をかけて証しすべき使命を委ねられた人たちです。キリスト者は、この世の中の戦いから逃げたところで生きるのではありません。地上の生活を清く生き、そこで塩のような役目を果たすものです。あなたのために祈っている主イエスの祈りに支えられている幸いを知っていきたいと思います。

 

 

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