2017.6.4 宣教「聖霊の力」

2017年06月01日 16:54

聖書 使徒言行録2章1-13節

 キリスト教が世界の宗教となっていったキーとなるのは、一番目にはペンテコステ(聖霊降臨)です。二番目はペトロ、三番目はパウロの働きです。

 キリストの復活の後、50日目(ペンテコステの意味)に、120人ほどの人々が集まって祈っていたところに、その一人一人に聖霊が降りました。

 この出来事は、自分たちユダヤ人は神から選ばれた選民であって、他の異邦人とは違うのだと考えていた人々が、神の聖霊を受けることによって、ユダヤ人も異邦人もないのだということに気づいたのです。聖霊降臨のペンテコステの経験は、今までユダヤ人であるとか、ギリシア人とか、他の国の者であると考えていたけれども、神の聖霊を受けるということによって、ユダヤ人も異邦人もないのだということに気づいたのです。

 そして初めて彼らが一つになった新しい共同体が誕生しました。神の霊を受けて、新しい共同体を作っていったのです。彼らは道徳も習慣も違う異邦人の中に入り、キリストを中心とした交わりがそこに出来上がっていきました教会に集まって神の霊を受けて一つとなるいうことです。これが教会の始まりです。

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