2021.2.21 宣教「自由への福音」
2021年02月23日 17:24
聖書 ルカによる福音書4章14ー30節
16~17節で、主イエスは「いつもとおり安息日に会堂に入り、聖書を朗読しようとしてお立ちになった。預言者イザヤの巻物が渡され、お開きになると、次のように書いてある箇所が目にとまった」とあります。その箇所とは18節にある預言者イザヤの書でした。なぜ主イエスはイザヤ書61章の言葉を読まれたのか。そこには「貧しい人に福音を告げ知らせるために」と、神から遣わされるものが来ると告げられていました。21節「そこでイエスは『この聖書のことばは、今日、あなたがたが耳にしたとき、実現した』と話し始められた」と話されました。この預言が今起こっていると言われたのです。この時、主イエスの言葉を聞く者に”霊”が働くのでした。神の霊が働かなければ聖書の言葉は分かりません。主イエスがここにおられること、主が共にいてくださるということが、実は、主イエスにおいて働いている聖霊が、その言葉を聞く者に働いたのです。22節「皆イエスをほめ、その口から出る恵み深い言葉に驚いて言った」と。主イエスの説教は人の心を打ちました。主イエスの言葉は、聞く者にとって自分の罪から解放してくださる恵みであり、祝福の言葉なのです。