2021.2.14 宣教「荒野の誘惑」
2021年02月13日 15:44
聖書 ルカによる福音書4章1-13節
主イエスが受洗されて後、この地上における伝道の生活を始められる間に、荒野で悪魔の誘惑がありました。3節「神の子なら、この石にパンになるように命じたらどうだ」9節では「神の子なら、ここから飛び降りたらどうか」と。悪魔は、このイエスと言うお方が本当に神の子であるかどうか、そのことを試したかったのです。悪魔には、本物であるなら実際に証拠を見せてくれと言って、主イエスを引きずり降ろそうという意図がありました。神の子イエスがこの戦いをされたのは、私ども人間を救うためです。人間を救うために何をしようとしているのか、このように悪魔は問い、同時に私たちも問われています。主イエスは、こういった悪魔の問いに対して、聖書の言葉で答えられました。4節「『人はパンだけで生きるものではない』と書いてある」そして8節「『あなたの神である主を拝み、ただ主に仕えよ』と書いてある」と、この旧約聖書の言葉を用いて神の言葉に真理があるとお答えになりました。私どもが日々の信仰の戦いをするときに大切なのは、聖書の言葉を知ることです。聖書の言葉が、悪魔の誘惑に対する戦える武器となるのです。