2021.1.24 宣教「荒野の預言者」
2021年01月19日 16:39
聖書 ルカによる福音書3章1-14節
旧約聖書時代のマラキ以来の預言者が現れました。エルサレムでなく荒野に不思議な力を持った洗礼者ヨハネです。ヨハネは、ヨルダン川のほとりで、禁欲生活をし、ラクダの毛衣を衣服とし、腰には革の帯を締め、いなごと野密を食べて暮らしていました。ヨハネはキリストの先駆者としてキリストに洗礼を授けるという大役を果たしました。ヨハネは悔い改めの洗礼をしながら、自分はキリストを証するために来たのであると言いました。ヨハネの語る悔い改めの理由は「神の国が近づいたから」という理由です。メシアの到来は近い。それゆえに自分の罪を悔い改め、メシアを迎えるための準備をせよということです。人間は罪の実体を知らないで、悔い改めることは出来ません。ヨハネのもとに集まってきた人たちは、10節、12節で「わたしたちはどうすればよいのですか」と二度も尋ねました。その答えは、自分の罪を悔い改めて、方向を変えて生きる事だというのです。すなわち、神に立ち帰ることであり、神を信じて生きることなのです。