2020.11.1 宣教「輝かしい運命」
2020年10月28日 13:33
聖書 マタイによる福音書28章16-20節
今朝は教会員と共に故人のことを思い集う永眠者記念礼拝です。マタイ福音書は2017年1月8日から4年間続けて学んできました。今日が最後になります。さて、復活されたイエスにお会いした11人の弟子たちは、これから教会の伝道、教会生活の柱となった人々ですが、16-17節に「さて、11人の弟子たちはガリラヤに行き、イエスが指示しておかれた山に登った。そして、イエスに会い、ひれ伏した。しかし、疑う者もいた」このように、復活されたイエスにお会いした11人の弟子は、それでも彼らのうち2~3人か、4人か分かりませんが疑っていたと書いています。復活のイエスにお目にかかりながら、まだ疑いをもつ弟子がいたということです。キリストが復活されたということは本当だろうか、イエスを見て、拝みながらも疑ったということです。人間は死んだら終わりだと考える方が疑うこともなかったと思います。ところが、マルコによる福音書、ルカによる福音書には、復活のイエスが、見知らぬ旅人として弟子と共に歩かれて、聖書の言葉を説き、夕食の席ではイエスがパンを裂き感謝をされるその姿に、彼らは目が開かれたと記されています。エマオの途上のお話ですが、イエスから近づいて来られて、私たちの疑いの心を消してくださるのです。私たちには、イエスの前に出なければならない運命という時があるのではないかと思います。その時、イエスから近づいて来られて、私たちの疑いの心を消してくださるのです。