青年の決断
2019年08月12日 06:41
マタイによる福音書19章13-29節
永遠の命を津gyためには、すなわち真理を把握するために、いったいこの青年は何をすべきかという質問です。2000年前に、イエスの前で思い悩んだ一人の青年の悩みは、現在の私たちの悩みでもあります。若い心は、いつもいろいろなことに心が揺れ動きます。芸術、科学、スポーツに動かされていくこともあります。しかし、多くの人は神を畏れる心が見失われています。この青年はイエスの前に立ちました。その時、イエスが「すべてを捨ててわたしに従いなさい」と言われました。また「あなたにかけているものがまだ一つある」と言われたのは、青年にこの神への畏れを迫られたことでした。不幸にして青年はイエスの言葉に、理解することなく、イエスのもとを立ち去っていきました。「すべてのものを捨てなさい」とのイエスの言葉は、若き青年の心に向かって言われました。自分には財力もあり、知恵も力もある。何不自由のない生活をしている。自分には自信もある。しかし、神の完全な恵みの中に生きるために、自分の全財産を取り払いなさい。全財産を人に施しことは最高の愛の行為である、コリント第一の手紙13章3節で語っています。