2017.11.5 永眠者記念礼拝  宣教「魂のふるさと」

2017年11月04日 15:05

聖書 マタイによる福音書6章19-21節

 今朝は、先に召された信仰の先達である諸兄姉を記念しつつ礼拝に集いました。特に今日はそのご家族も出席されています。お一人お一人の、その生前の日々は尊い月日でした。残念であったと思いますが、神の深い御心によることでしょう。今しばらく聖書から御言葉を学びたいと思います。

 今日のテキストは自分の所有する富と神との関係です。自分の持ち物をどう扱うか、どう考えるかということは、信仰生活にとって大切なことです。多くの人が自分の持っているものに心を捕えられて、それを頼りにする。多く持っていることに安心することで、神を頼りにしないで、自分の持っている富を頼りとすることがあります。

 わたしは地上の富が悪いというのではありません。しかし、その富を頼りにして人間が生きるということが問題なのです。主イエスは神のことを忘れたら、何もならないと言っています。富は天に蓄えなさいと述べています。この世のものすべては、自分の物ではなく、本当は神から委ねられているものです。自分の物のように思って、自分のために用いることは神に属するもの行いではありません。神の物として用いることです。それは愛の行いです。神から託された物を、神の喜ばれるように用いることなのです。

 

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