2015.5.24 宣教「聖霊の業」
2015年05月25日 12:51
聖書 ヨハネによる福音書16章7-15節
<中心聖句>
16章13節
「真理の霊が来ると、あなたがたを導いて
真理をことごとく悟らせる。」
今朝は、聖霊降臨日(ペンテコステ)です。
ペンテコステとはギリシャ語ですが、意味は「50」です。キリストの復活日から
50日目という意味になります。
キリストが十字架にかかり、三日目に復活して40日の間、この地上においでにな
った時、弟子たちに色々な言葉を残されて、昇天をされました。
キリストが昇天される時、弟子たちに
「あなたがたはこれらのことの証人となる。わたしは、父が約束されたものをあなた
がたに送る。高いところからの力に覆われるまでは、都にとどまっていなさい。」
(ルカ24:49)
という約束を信じて、彼らはエルサレムに残り、弟子たちの家に集まってお祈りを
していました。
そうして、ペンテコステの日に、聖霊が炎のようになって集まっている一人一人の
上にとどまったのです。
コリントの信徒への手紙15:6には、500人以上の人が、この復活のキリストを見た
と記されています。そして使徒言行録1:15には、120人ほどの人々がマルコの家に
集まっていた。と記されています。
ですから、復活のイエスを見た人々は500人ですが、聖霊経験をした人は120人だ
ったのです。
ことばをかえて申しますと、真実な信仰まで導かれていく人は、その三分の一以下で
あったということです。
私たちの中には両親がクリスチャンだったから、クリスチャンホームに育ったからと
いっても、信仰を持たない人もあります。
ですから、私たちが、どのような困難な状況の中におかれ、どんなに反キリスト教的
な家庭の中で育った者であっても、そこから引き出され、そうしてキリストを信じて
キリストと共に生きていく時、これは神の選びがあったとしか思わざるをえないので
あります。