2015.6.7 宣教「十字架のことば」
2015年06月07日 19:44
聖書 コリントの信徒への手紙Ⅰ 1章18~25節
<本日の中心聖句>
1章18節
「十字架の言葉は、
滅んでいく者にとっては愚かなものですが、
わたしたち救われる者には神の力です。」
十字架の言葉とは、キリストの福音です。
「ある人には愚かなものだ、馬鹿らしいことだ」と書いてあります。しかし、ある人には
これは「神の力」だと言います。
「神の言葉」は、ダイナマイトのようなものです。小さなダイナマイトが大きな岩石の中
に入れ、導火線とつけておきます。発火点に達すると、大きな岩石が大きな音と共に粉々
に砕かれてしまいます。
22節「ユダヤ人はしるしを求め、ギリシャ人は知恵を探しますが・・・・」とあります。
自分たちは立派だ、偉いんだ。と思っていても、また、ギリシャ人のように知恵を持って
しても、それでは、この十字架の言葉というのはわからないのです。
神の言葉が自分のものになっていくのは、何であるかというと、それは聖霊です。
聖霊とは、神の霊が私どものうちに働いてくださることです。
聖書の言葉が一人の人間に語りかけるとき、そこには聖霊の働きがあります。
私たちが、神の言葉に聞き従う時に、そこに私たちは霊的な力を受けて、この世の誘惑と
闘うことが出来るのです。
十字架の言葉は、すなわち「神の力」なのです。