宣教

2021年02月02日 15:55

2021.2.7 宣教「地上に見えるイエス」

聖書 ルカによる福音書3章21-23節  今朝の記事は主イエスがバプテスマを受けられたときの記事です。21-22節「民衆が皆洗礼を受け、イエスと共に洗礼を受けて祈っておられると、天が開け、聖霊が鳩のように目に見える姿でイエスの上に降って来た。すると、『あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者』という声が、天から聞こえた」ここに記されている「祈っておられる」という言葉ですが、ルカは主イエスがいつも朝早く一人で祈っておられるお姿をしばしば書いています。主イエスは弟子たちをお選びになるときも、徹夜の祈りをなさったことが6章に出てきます。これは、主イエスは神との深いかかわりに生きておられるお姿です
2021年01月27日 16:23

2021.1.31 宣教「イエスの洗礼」

聖書 ルカによる福音書3章15-20節  15節「民衆はメシアを待ち望んでいて、ヨハネについて、もしかしたら彼がメシアではないかと、皆心の中で考えていた」と記しています。洗礼者ヨハネの活動のうわさを聞き、一度はもしかしたらこの男こそは我々に救いをもたらす者なのだろうかと考えたのです。ヨハネの説教を聞いた人々は、一体何をすればよいのか、多くの人々はヨハネに尋ねました。徴税人である男には、規定以上のものは取り立てるな。また兵士たちには「誰からもお金をゆすり取ったり、だまし取ったりするな。自分の給料で満足せよ」と言われたのです。しかし、ヨハネは、わたしの手の中に救いはない。わたしのすぐ後に来られる方
2021年01月19日 16:39

2021.1.24 宣教「荒野の預言者」

聖書 ルカによる福音書3章1-14節  旧約聖書時代のマラキ以来の預言者が現れました。エルサレムでなく荒野に不思議な力を持った洗礼者ヨハネです。ヨハネは、ヨルダン川のほとりで、禁欲生活をし、ラクダの毛衣を衣服とし、腰には革の帯を締め、いなごと野密を食べて暮らしていました。ヨハネはキリストの先駆者としてキリストに洗礼を授けるという大役を果たしました。ヨハネは悔い改めの洗礼をしながら、自分はキリストを証するために来たのであると言いました。ヨハネの語る悔い改めの理由は「神の国が近づいたから」という理由です。メシアの到来は近い。それゆえに自分の罪を悔い改め、メシアを迎えるための準備をせよということです
2021年01月13日 18:42

2021.1.17 宣教「永遠の命に生きる」

聖書 ヨハネによる福音書12章20-26節  24節に「一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。だが、死ねば、多くの実を結ぶ」とあります。この聖句は非常によく知られています。今朝の礼拝において、この言葉を、斎藤宏牧師記念礼拝において、斎藤先生に贈りたいと思います。水元教会がこの地で教会として立っていけるのは、また皆さんが信仰を言い表すことが出来たのは、一粒の麦が死んでくださったからだということです。もちろん一粒の麦として、主イエス・キリストが私どものために死んでくださったからです。この一粒の麦が、この姿を変えられるのは嫌だ、ここで死んでしまうのは嫌だと頑固に言い張ってしまうと、こ
2021年01月05日 20:40

2021.1.10 宣教「安住の場所はどこか」

聖書 ルカによる福音書2章39-52節  今朝の聖書の言葉は、主イエスの少年時代のエピソードを記しています。42節「イエスが12歳になった時も、両親は祭りの慣習に従って都に上った」とあります。イスラエル人はモーセの律法(申命記16章16節)に従ってエルサレム神殿に年3回行っていました。ヨセフとマリアが年に三度のエルサレムに上ることは経済的に出来なかったと思われますが、しかし過越しの祭りを祝うために、イエスを連れて行きました。ところがイエスが帰りの一団の中にいると思っていましたが、いないことに両親は1日経ってから気づきました。その日から三日もかけて、明け方から日が暮れるまでイエスを探し続けました
2020年12月30日 20:45

2021.1.3 宣教「歴史の中に立つキリスト」

聖書 ルカによる福音書2章22節―38節  2021年を迎えまして、新年を心からお喜び申し上げます。私どもの教会が深く信仰に根ざしていく教会として、この新年を、希望を持って進んで行きたいと思います。  25節以下に「その時、エルサレムにシメオンという人がいた。この人は正しい人で信仰が厚く、イスラエルの慰められるのを待ち望み、聖霊が彼にとどまっていた。そして、主が遣わすメシアに会うまでは決して死なない、とのお告げを聖霊から受けていた。シメオンが霊に導かれて神殿の境内に入って来た。シメオンは幼子を腕に抱き、神をたたえて言った。主よ、今こそあなたは、お言葉どおり、この僕を安らかに去らせてくださいます
2020年12月26日 22:03

2020.12.27 宣教「神の言葉の実現」

聖書 ルカによる福音書2章15-20節  羊飼いたちは「今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった」という天使の言葉を聞いて従いました。羊飼いたちはすぐに「ベツレヘムに行こう」と言っています。この「従う」ということが非常に大切なことを教えてくれています。従うとは、自分を相手に委ねていく生き方です。羊飼いたちは神の言葉を自分のこととして受け止めました。キリストの弟子になった人たちもそうでした。弟子たちは、すぐにイエスに従って行きました。私たちは場所や状況は違っても、弟子たちと同じこを、羊飼いたちと同じことをしていると言えます。私たちは、神の言葉に聞いて、従っている者です。だから
2020年12月21日 17:05

2020.12.24 宣教「幼子キリストを探して」

聖書 ルカによる福音書2章14節  今年の燭火礼拝は教会と皆さんのご自宅の中でオンラインでつながってイブ礼拝ができることとなりました。ユダヤのベツレヘムの町に着いたものの、宿屋は満員で、ヨセフとマリアは宿屋に泊まることもできず、二人は仕方なく馬小屋の片隅を借りて夜を過ごすことになりました。その夜、赤ちゃんが生まれました。その赤ちゃんがイエス・キリストでした。生まれたばかりのイエス様は、飼い葉桶の中に寝かされました。ちょうどその夜、野原で羊の番をしていた羊飼いたちの前に天使が現れました。「この近くのベツレヘムの町で、一人の赤ちゃんが生まれました。その赤ちゃんは、神の子として、神様に愛されるでしょ
2020年12月15日 05:59

2020.12.20 宣教「大きな喜びを告げる」

聖書 ルカによる福音書2章1-14節  羊飼いに与えられた天使の言葉は「大きな喜びの」です。天使たちは主イエスの誕生を10節「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる」と言わざるをえなかったのです。ユダヤの民が待ちこがれていた神の救いを実現する方がお生まれになったのです。今朝、私どもはクリスマスの祝いに招かれています。その中には悲しみの中にいる者も、病の中にいる者も、共に主イエスの降誕の祝いの席にあずかり、新しい命にあずかるのです。15節「天使たちが離れて天に去ったとき、羊飼いたちは、「さあ、ベツレヘムに行こう。主が知らせてくださったその出来事を見ようではないか」と話し合った」
2020年12月08日 16:17

2020.12.13 宣教「神の憐れみ」

聖書 ルカによる福音書1章57-80節 今朝の聖書は、キリストの誕生に先立って、キリストの道備えをするバプテスマのヨハネについて記しています。このバプテスマのヨハネの父はザカリア、母はエリザベトです。ザカリアは祭司として神殿に奉仕している時に天使ガブルエルを通して神からのお告げを受けました。それは三つのことです。一つは老いた妻エリザベトが子どもを産むということ。二つ目は、その子は将来大いなる者となること。三つ目は、生まれる子はぶどう酒や強い酒を飲まず、母の胎内にいるときからすでに聖霊に満たされていると。ザカリアはこの神の祝福を受けながら、み言葉を素直に受け入れようとしませんでした。しかし妻エリ

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