宣教

2019年11月02日 06:24

2019.11.3  宣教「天国からのメッセージ」

聖書   ルカによる福音書16章19-31節 聖書では天国と地獄をどのように考えているのでしょうか。特にイエス・キリストはどのように教えておられるのでしょうか。具体的に記されているのが、今朝のテキストです。 金持ちが死んで、葬られ、陰府に行って苦しみながら、ちょっと目を上げると、23節「宴席でアブラハムとそのすぐそばにいるラザロが、はるか彼方に見えた」。金持ちの男は6人兄弟の長男でしたので、せめて他の兄弟が、自分と同じような苦しみに遭わないように何とかしていやりたいと思いました。そこでアブラハムに頼みました。わたしの父親の家にラザロを遣わして、兄弟たちによく言い聞かせてくださいと頼みました。し
2019年10月23日 16:37

2019.10.27 宣教「愛のきずな」

聖書  ホセア書11章1-9節  ホセアは紀元前8世紀の北イスラエル王国の預言者です。ソロモンはイスラエルを統一し非常に繁栄した王国を建てました。しかし、その後、12部族の族長が不満を持っていることを知ったヤロブアムは、イスラエルの北に位置する10部族をまとめてイスラエル王となりました。それによってイスラエルは北イスラエルと南ユダに分裂しました。北イスラエルはヤロブアムの後に続く王は、暗殺され短命の王が続きます。当然、国は乱れて、その結果、北イスラエルは滅亡へと突き進んでいきました。預言者ホセアは、北イスラエルの政治の腐敗と罪の上に富が築かれていることを厳しく批判しました。ホセア自身、家庭の悲
2019年10月21日 08:40

2019.10.20 宣教「天国を見つけるところ」

聖書 マタイによる福音書13章44-46節  今朝は「秋の特別伝道礼拝」として武蔵野緑教会牧師の柳下明子牧師をお招きいたしました。 44節「天の国は次のようにたとえられる」とイエス様は二つのたとえ話をされました。一つは「畑に宝が隠されている。見つけた人は、そのまま隠しておき、喜びながら帰り、持ち物をすっかり売り払って、その畑を買う。」もう一つは44-45節「商人が良い真珠を探している。高価な真珠を見つけると、出かけて行って持ち物をすっかり売り払い、それを買う。」  柳下先生のお話は簡潔で大変にわかりやすく、頭にスーッと入っていく感じでした。ぜひ、「礼拝案内」の下方から「実況ライブ配信」をクイッ
2019年10月14日 08:58

2016.10.13 宣教「思い込み」

聖書 ルカによる福音書16章19-31節 台風19号が東京を直撃しました。水元教会の近くの中川が氾濫の可能性があるという警戒送信が何度もありました。多分、昨夜は不安のなか過ごされた方も多かったと思います。心配していた中川は氾濫することはありませんでしたが、台風一過の朝、交通機関の乱れもあり礼拝欠席をされる方々もありました。 そのような中で、今朝は神学校日のため礼拝説教は農村伝道神学校から松永明夫神学生にして頂きました。 聖書はルカ16:19「金持ちとラザロ」の記事からのお話でした。毎日贅沢に暮らす金持ちと、その金持ちの門前に横たわって暮らしていたラザロ。その二人が共に死に黄泉にくだりました。金
2019年10月04日 12:32

2019.10.6 宣教「愛による成長」

聖書 エフェソの信徒への手紙4章1-16節 水元教会は1994年10月4日に西水元2丁目で伝道を開始しました。伝道を始めたのは、堀切教会を40年牧会して来られた齋藤宏牧師です。ご自宅の6畳2間を開放して、家の教会として始められました。10年間そこで伝道が行われて来ましたが、2005年3月より現在のこの場所に移転いたしました。この水元教会が25周年を迎えるにあたり、この記念感謝礼拝の説教の題を「愛による成長」としました。エフェソ書から共に感謝をもってみ言葉を学びたいと思います。この4章は、キリストの体である教会をどのように形成していくかということが繰り返し言われており、教会の中心はキリストである
2019年09月25日 06:45

2019.9.30 宣教「すべては空しい」

聖書 旧約聖書コヘレトの言葉1章1-18 この書には「空しい」と言う言葉「太陽の下で」という言葉が多く出てきます。「この世はすべて空しい」」「すべてのことに意味がない」とコヘレトは繰り返しています。そんな空虚なものを求めている人間がいかに多いことでしょか。そこに人間の本当の喜びはあるはずがない。人間の地位や財産や名声も、あるようで本当は何もないものです。新約聖書のコリントの信徒への手紙Ⅰの13章13節には「信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である」私たちは、神の愛こそが力であり、それを信じて、自分の生涯を生きていく時、神は必ず保証してくださることを深
2019年09月17日 06:23

2019.9.22 宣教「主よ、憐みたまえ」

聖書 マタイによる福音書20章29-34節 今朝の二人の盲人の奇跡物語はマタイだけでなく、マルコとルカにも記されています。二人の盲人が通りがかりのイエスに「主よ、ダビデの子よ、わたしたちを憐れんでください」と30節と31節でも繰り返し叫びました。この二人は道端に座って物乞いをしているようです。「私たちを憐れんでください」とは「主の名によって、私たちに恵みを与えてください。」ということです。イエスが通り過ぎられる・・・二人が叫び求めることがなければ、主イエスはそのまま通り過ぎて行かれたのではないでしょうか。32節「イエスは立ち止り、二人を呼んで、『何をしてほしいのか』といわれた。」33節で二人は
2019年09月10日 16:13

2019.9.15 宣教「最も偉大なもの」

聖書 マタイによる福音書20章17-28節 17節から19節までに三回目の受難の予告が記されています。19節「異邦人に引き渡す。人の子を侮辱し、鞭打ち、十字架につけるためである」と。これまではただ「殺される」という表現でしたが、ここでは、十字架につけられ、神に呪われた罪人として殺されると言われました。「そして、彼は三日目によみがえる」と復活予告が続きます。この復活の預言を聞いたゼベダイの子の母が、20節「その時、ゼベダイの息子たちの母が、その二人の息子と一緒にイエスのところに来て、ひれ伏し、何かを願おうとした」のです。ゼベダイの子とはヤコブとヨハネの二人です。その母が、「何が望みか」と問われて
2019年09月03日 15:33

2019.9.8 宣教「信仰の同労者」

聖書 エフェソの信徒への手紙4章1-6節  本日の礼拝は、「一日修養会」のプログラムの中に組み込まれています。午後からの修養会では「信仰の同労者」を主題にして、副題に「わたしにできること」をみんなで考えて行くことになりました。水元教会がこれからどのように地域社会と交わることが出来るのか自分の問題として捉えて考えて行きたいと思います。教会が一つの計画が立てられ実行していきます場合、最も大切なことは、それにかかわる人が心を一つにしてということです。パウロは、1-4節では、お互いが出来るだけ謙虚で、柔和で、寛容で、愛情をもって、忍び合い、平和の絆で結ばれていくことを申しました。4節「体は一つ、霊は一
2019年08月28日 05:58

2019.9.1 宣教「天国の労働者」

聖書 マタイによる福音書20章1-16節  一日中働いた人が、半日しか働かなかった人や1時間しか働かなかった人よりも多くの賃金を得るのは当たり前だ、それが世間の常識だと私たちは考えてしまいます。しかし、この物語の内容は全く違いました。賃金は一日中働いた人より、1時間しか働かなかった人から順に同じ1デナリオンが支払われたのです。そこで、一日中働いた人が不平を言いました。ぶどう園の主人は15節「わたしの気前のよさをねたむのか」と言われています。ここに一日中働いていた人たちの妬みが問題にされました。この主人は、神を表すものです。ぶどう園は、朝早く連れて行った者だけでもう十分に労働力は確保できていたか

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