2017年02月26日 09:29
聖書 創世記3章1-24節
<中心聖句>
3:6
「女が見ると、その木はいかにもおいしそうで、
目を引き付け、賢くなるように唆していた。」
今朝のテキストは創世記のアダムとエバの話です。ここには原罪が記されています。原罪に対する赦しが実は3章で語られています。神の賛美は人間の創造につながっていきました。3章を見ていきますと、蛇の誘惑があります。アダムとエバに、神様がエデンの園で何を食べても良いが、園の真ん中にある命の木の実だけは食べてはいけないと言われた。
蛇の最初の誘惑は女に対して、1節「園のどの木からもたべてはいけない、などと神は言われたのか」。つまり、ここには神への絶
2017年02月19日 17:23
聖書 マタイによる福音書5章1-3節
<中心聖句>
5:3
「心の貧しい人々は、幸いである。」
キリストの生涯でもっとも華やかな伝道の時代は、ガリラヤの伝道の時代だと言えます。
4章23節には「イエスはガリラヤ中を回って、諸会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、また、民衆のありとあらゆる病気や患いをいやされた」と記されています。このことからその評判はガリラヤ中に広まって行きました。キリストは神の霊に満ち溢れていました。人間の心の貧しさからの解放は、キリストによってのみ解放されることだと言われたのです。
5章3節で「心の貧しい人々は幸いである」と言われました。すなわち「あなたがた
2017年02月17日 14:56
聖書 コリントの信徒への手紙Ⅱ 12章1-10節
今朝は、講壇交換のため堀切教会の真鍋孝幸牧師による宣教です。
真鍋先生は終始力強くお話ししてくださいました、真鍋先生は今年還暦を迎えられるとか・・・
しかし、若いころから、たくさんの病気との闘いの人生だったそうです。
そのような先生の口を通して語られたメッセージは、聞く者すなわち私たち一人一人に希望と
勇気が与えらたと思います。
コリントⅡ12:9
すると、主は、「わたしの恵みはあなたに十分である。
力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ。」
信仰による真の強さを教えられました。
真鍋先生
2017年02月07日 08:53
聖書 マタイによる福音書4章1-11節
<中心聖句>
4:10
「退け、サタン。あなたの神である主を拝み、ただ主に仕えよ」
今朝のテキストはよく知られている「荒野の誘惑」の話です。
1節「さて、イエスは悪魔から誘惑を受けるために霊に導かれて荒れ野に行かれた」とあります。主イエスは40日40夜断食をされました。そこで空腹を抱えながら、試みる者の声をこかれたのです。空腹を抱えられたというのは、主イエスが飢える人間の苦しみを味わわれたということです。
その主イエスに向かって、試みる者が、あなたが神の子だと言うのなら、そして我々の飢えの苦しみを知っておられるなら、これらの石をパンに換えることが出
2017年01月30日 10:08
聖書 イザヤ書42章1-9節
<中心聖句>
42:9
「見よ、初めのことは成就した。
新しいことをわたしは告げよう。
それが芽生えてくる前に
わたしはあなたたちにそれを聞かせよう。」
今朝は、安増幸子牧師による宣教です。
このイザヤ書42章における時代背景は、バビロニアに滅ぼされ捕囚となったイスラエルの民
がペルシャのキュロス王により帰還を許される時代で、このころに、第二イザヤが登場します。
現代の私たちは、とてつもない自然災害の後、ふたたび新しい希望を持って歩み出しています。
新しいことをはじめる時、私たちはリスクも利益も共有します。忘れてはならな
2017年01月21日 07:21
聖書 創世記1章1-5節
<中心聖句>
1:1
「初めに、神は天地を創造された。」
創世記から神の天地創造を通して神は何を語りかけておいでになるかを考えていきたい。
まず、第一の創造は、1章3-5節「神は言われた。『光あれ』こうして光があった。」神は光を見て、良しとされた。神は光と闇を分け、光を昼と呼び、闇を夜と呼ばれた。」また1章9-10節「神は言われた。『天の下の水は一つの所に集まれ。乾いた所が現れよ。』そのようになった。神は乾いた所を地と呼び、水の集まった所を海と呼ばれた。神はこれを見て、良しとされた」この第一と第二の創造の話になっています。神の創造は、共通点としてその
2017年01月11日 06:44
聖書 マタイによる福音書3章1-12節
<中心聖句>
3:11
「悔い改めにふさわしい実を結べ。」
主イエスが地上でどのような生活をされたかをたどっていく時に、この主イエスの歩みの道備えをした人がいました。
その人は洗礼者ヨハネと呼ばれる人です。この洗礼者ヨハネは、主イエスの生涯、伝道にとって意味は大きいものがあります。このマタイによると2節に「悔い改めよ。天の国は近づいた」と記されています。これはヨハネの言葉です。ヨハネが捕らえられて、地上の活動をすることが出来なくなってしまったとき、初めてイエスが登場されて語られた言葉は、ヨハネが語ったのと同じ「悔い改めよ、天の国は近づいた」という
2017年01月04日 10:56
聖書 マタイによる福音書1章1-17節
<中心聖句>
1:1
「アブラハムの子ダビデの子、イエス・キリストの系図」
このマタイによる福音書のイエスの系図は、歴史の中に働いておられる神のご計画と、深い神の御業が示されていて、系図の意味するキリストの恵みが隠されていることに驚かされます。
マタイ福音書の記者マタイはユダヤ人であったようですが、自分の同胞のユダヤ人に対して書かれたものらしく、信仰の父アブラハムから始まっています。マタイはユダヤ民族にもっとも尊敬されているダビデをその中心としています。救い主は必ず、「エッサイの子ダビデ」の子孫から生まれるという信仰を持っていたのです。
2016年12月28日 14:31
聖書 フィリピの信徒への手紙1章1-11節
<中心聖句>
1章2節
「わたしたちの父である神と主イエス・キリストから
恵みと平和が、あなたがたにあるように。」
2017年を迎えまして、新年を心からお喜び申し上げます。
水元教会が新しい年を迎え、一人一人が教会の中で今、ここにある喜びを共にして生きたいと思うのです。 新年礼拝の説教題を「平和の福音」といたしました。
パウロは、ローマの獄中の孤独の中で、どんなにか恵みと平和を祈った事でしょう。パウロにとって神の恵みは食べることでもなく、神の平和は優遇されることでもありませんでした。それは信仰による祈りので
2016年12月22日 16:25
聖書 マタイによる福音書2章1-12節
2016年のクリスマスをご一緒にお祝いできますことをお喜びいたします。
クリスマスおめでとうございます。一般的には誕生日というのは、その生まれた人にその誕生の祝いを宣べるのですが、キリストの誕生だけは、イエスご自身だけでなく、そのキリストの降誕を受け入れるわたしたちお互いがクリスマスの祝いを言い表しています。イエス・キリストがこの世界に生まれたことによって、私たちの存在の根拠に対して、大きな力を頂くことになったというところから、クリスマスをお祝いし合うのです。
イエスの誕生はマタイ福音書1章18節から始まっています。聖書にはマリアは「聖霊によって身