宣教

2015年12月27日 18:57

2015.12.27 宣教「愛のうちに歩む」

聖書 ルカによる福音書19章1~10節 <中心聖句> 10節 「人の子は、失われたものを捜して救うために来たのでる。」    年末になりますと、いろいろなところで今年の10大ニュースということが話題になります。しかし、どうも悲しいニュースが多く、素晴らしいニュースというのはあまり多くありません。そのいう様々な出来度との中に、「救いが起こった」ということが混じるのです。    このザアカイは、のちにキリスト者となり、教会に仕える者となり、カイザリア地方の教会の監督になったと言われています。ザアカイ自身が、自分の入信の物語を、いや、自分が信
2015年12月22日 20:43

2015.12.20 宣教「イエス・キリストの誕生」

クリスマス礼拝 聖書 ルカによる福音書1章39-56節 <中心聖句> 47節 「わたしの魂は主をあがめ、わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます。」    今では、世界中でクリスマスは祝われておりますが、200年前クリスマスを前もって知っていた人間は、一人もありませんでした。これは、神がご計画になり、神が実行されたものです。しかし、こんな方法で神の御業が起こるということは、誰も予想しませんでした。このクリスマスの物語が起こったのは、ユダヤという強大なローマ帝国に征服され属国とされていたユダヤの国の、そのまた片田舎でした。    ナザレの町のマリアという娘
2015年12月15日 10:19

2015.12.13 宣教「主が永遠の光となる」

聖書 イザヤ書60章19-22節 <中心聖句> 19節  「主があなたのとこしえの光となる。」    クリスマスはまさにベツレヘムでお生まれになったイエス・キリスト、そのものを学んで受け入れる。そのような時です。  このキリストを私共が学ぶ、信じると何が起こるのかと申しますと、私どもが「変わる」のです。正確に申しますと、私どもの内側から「変えられていく」のです。  クリスマスは降誕祭、祭りの時です。世界中の人々がクリスマスを楽しみに準備しています。しかし、どんなに見事な華やかな飾りをしても、そこでキリストを学んで、その学んだキリストの光の中で、私どもが「変
2015年12月07日 05:38

2015.12.6 宣教「解放の喜び」

 聖書 イザヤ書52章1-12節  <中心聖句>   7節 「いかに美しいことか、山々を行き巡り            良い知らせを伝える者の足は。」    今朝はアドベント2週目を迎えます。  クリスマスが近づいて参りますと、いろいろなところでヘンデルのメサイヤの曲が流れます。このメサイアの歌い出しは旧約聖書のイザヤ書40章1-2節の聖句です。    イザヤ書は1~39節までを第一イザヤ、40から55節までを第二イザヤ、そじて56から66節までを第三イザヤと呼ばれています。そこで40章からの第二イザヤはどのような預言者であったかと言いますと
2015年11月29日 20:42

2015.11.29 宣教「ラザロへの愛」

聖書 ルカによる福音書16章19-31節 <中心聖句>  29節  「お前らは兄弟たちにはモーセと予言者がいる。               彼らの耳を傾けるがよい。」     今日からアドベントを迎えます。  私たちはキリストの降誕を、この特別の時を、ただぼんやりと待つのではなく、キリストの前に、どのように生きなければならないのかということを考えてみたいと思います。    ここに不思議な物語が語られています。一方は金持ちで、この世で幸福と繁栄を十分に楽しんだ人間。もう一方は住む家もなく、その金持ちの玄関に座っていたラザロです。地上の生活において対
2015年11月22日 22:16

2015.11.22 宣教「神との和解」

  聖書 コロサイの信徒への手紙1章21-23節  <中心聖句>  ...
2015年11月16日 06:23

2015.11.15 宣教「光の子の賢さ」

聖書 ルカのよる福音書16章1-13節 <中心聖句> 13節 「あなたがたは、神と富とに仕えることはできない。」    この16章の物語は感動的とは言い難い、むしろ、なぜこのような物語が 聖書の中に記されているのかという戸惑いを覚えます。    1節に「この男が主人の財産を無駄遣いしている」主人が汗水流して得た 財産を大事にしないで好きなように遣っている。そのことが見つかって、ど うしたらよいのかわからなくなった時、反省するどころか何とかして、もう 一度自分の才覚を生かすことを考えます。彼は自分に負債を負っていたので はない、
2015年11月10日 09:50

11.8 宣教「恵みと平和の福音」

聖書 フィリピの信徒への手紙1章1-2節 <中心聖句> 1:1 「わたしたちの父である神と主イエス・キリストから             惠と平和があなたがたにあるように。」    このフィリピの信徒への手紙は、エフェソ、コロサイ、フィレモンの書と共に 伝道者パウロが獄中から書いたものであります。このような状況の中でパウロは、 どれほど恵みと平和を祈ったことかと思わさざるを得ません。    「恵み」とは何でしょうか。それは何か良い行いによって与えられるものでは なくて、自分には本来与えられるべきものでない者でありながら、与えられるの
2015年11月01日 19:44

2015.11.1 宣教「この時を忘れず」

聖書 詩編119編169‐176節 <中心聖句>  169節「主よ、わたしの叫びが御前に届きますように。        御言葉をあるがままに理解させてください。」     今朝は、先に召された信仰の先龍である兄弟姉妹の足跡を記念しつつ、また  そのご家族もご一緒に礼拝を守りたいと思います。      詩編119編は詩編の中で一番長い詩であります。ヘブライ語のアルファベット  の数に従って「アレフ」から始まって「タウ」まで22区分され、それが8節づつ  あります。その8節づつが各々その属する同じアルファべってで始まっている。  最初に発見され
2015年10月26日 07:02

2015.10.25 宣教「あなたの青春の日に」

聖書 コヘレトの言葉12章1-14節 <中心聖句> 12章1節 「青春の日々にこそ、お前の創造主に心を留めよ。」    この聖書の言葉は、若い人たちに伝える福音のメッセージの中で繰り返されて きた言葉ではないでしょうか。  青春は再びやって来ない。その若い時に「お前の創造主に心を留めよ」と勧め ています。なぜなら、すべての人が「老いていく」からです。  このコレヘトの書が書かれた時代背景は、紀元前3世紀の末期、ユダヤはシリア とエジプトの間にあって、公には自分の思うことも自由に言えないという社会情勢 でした。かつてのダビデやソロモンの時代の

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