宣教

2024年02月20日 08:25

2024.2.18 宣教「ザアカイが義しくなった日」

今朝は山梨県峡南教会から森容子牧師をお招きしての特別礼拝です。先生はハッキリとしたお声で簡潔に深く聖書の解き明かしをしてくださいました。遠い所からお越しくださり本当にありがとうございました。森容子先生に今朝のお話の要点をまとめて頂きましたのでお読みください。聖書 ルカによる福音書19章1~10節 主は、エルサレム入場直前のエリコの町で、木の上から見下ろす徴税人の頭に気づかれ、天を仰がれます。そして、「ザアカイ(義しき人)よ、今日わたしは、神の御心によって、あなたの家に泊まらなければならない。(原典訳)」と告げられます。それは、罪に極まったザアカイの心に、突如侵入口が開き、イエス・キリストという
2024年02月10日 11:35

2024.2.11 宣教「わが喜び、満たされる」

聖書 ヨハネによる福音書3章22-30節  29節「花嫁を迎えるのは花婿だ。花婿の介添え人はそばに立って耳を傾け、花婿の声が聞こえると大いに喜ぶ。だから、わたしは喜びで満たされる。」新郎新婦には介添え人がいます。その人は最も信頼されていてる友人であり、妬みの心もなく自分が愛している友人のため心を尽くして傍に立ってお世話をします。花婿の介添え人は、花婿の喜びの声に耳を傾け花婿の声が聞こえると大いに喜ぶというのです。ここにおける花婿とは主イエス・キリストです。新約聖書では、花婿はキリストでありキリストを迎えているのは教会のことだと理解します。教会がキリストの花嫁です。すなわち、教会の基礎を造ってい
2024年02月04日 03:05

2024.2.4 宣教「永遠の命」

聖書 ヨハネによる福音書3章16-21節  16節「神は、その独り子をお与えになったほどに世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで永遠の命を得るためである。」この聖句はほとんどのキリスト者が知っている言葉です。ここに福音の本質があります。これを信じる人の人生を変えるエネルギーに満ちています。「神は、その独り子をお与えになったほどに世を愛された」神のなさることは、すべて終わった。すなわち、神の側の責任は果たされ今度は救われるために、私たちの側の責任があります。イエス・キリストが十字架の上で死に人類の罪を贖ったから全部の人が救われたということはありません。私たちがそれを信じて受け取ったとき
2024年01月28日 05:20

2024.1.28 宣教「新しく生まれなければ」

聖書 ヨハネによる福音書3章1-15節  1節「さて、ファリサイ派に属する、ニコデモという人がいた。ユダヤ人たちの議員であった。」主イエスは、ユダヤ人の指導的な立場にあったニコデモと丁寧に対話をされました。ニコデモは誠実に生きている人で、熱心なファリサイ派の人です。しかし、彼が問い続けているのは神の国のことでした。ニコデモは主イエスの癒しの業や奇跡を知っており、主イエスを神のもとから来られた教師、神が共におられると認めています。そういう方だから、神の国について答えることが出来るに違いない。そこで3節「イエスは答えて言われた。『はっきり言っておく。人は、新たに生まれなければ、神の国を見ることは出
2024年01月21日 00:00

2024.1.21 宣教「信じること、愛すること」

聖書 ヨハネによる福音書2章23-25節  ここで、当時のエルサレムにいたユダヤ人があやふやな信仰を持っていたということが記されています。23節「イエスは過越しの間エルサレムにおられたが、そのなさったししるしを見て、多くの人がイエスの名を信じた。」とあります。イエスのしるし、奇跡が何であるかは書いていませんが、ここでイエスの奇跡が始まっています。彼らが信じた理由は、しるしを見たからでした。主イエスを自分の罪からの救い主として信じたわけではありません。24-25節「しかし、イエス御自身は彼らを信用されなかった。それはすべての人のことを知っておられ、人間について誰からも証ししてもらう必要
2024年01月14日 04:27

2024.1.14 宣教「まことの礼拝」

聖書 ヨハネによる福音書2章13-22節  2章1-11節で、カナの婚礼の席で水をぶどう酒に変えた奇跡をしてくださったイエスは、その後、エルサレムの都に行くために、巡礼の旅を続けられました。そして13節には、過越しの祭りのためにエルサレムへ上って行かれたと記されています。14節で「神殿から商人を追い出した」とあり、16節「鳩を売る者たちに言われた『このような者はここから運び出せ。わたしの父の家を商売の家としてはならない』」とあります。神殿はわたしの父が住んでおられる「わたしの家」だと言われています。主イエスは父なる神のことをよく知っておられます。ですから神殿で商売しているのを御覧になって、耐え
2024年01月06日 09:55

2024.1.7 宣教「カナの婚礼」

聖書 ヨハネによる福音書2章1-12節  カナの婚礼物語はイエスの最初の奇跡物語として多くの人に知られています。ガリラヤのカナについて行った最初の弟子たちは、この奇跡をどのように思ったでしょうか。イエスと共にいたのは、アンデレ、ペトロ、フィリポ、ナタナエル、ヨハネの5人の弟子で、この婚礼に招かれていました。カナの結婚式の様子をみると、当時の結婚式としては恵まれた人であったように思います。当時のユダヤの婚礼の宴会は一日では終わりません。準備もしていました。父親にとって、自分の息子や娘の結婚式の途中でお酒がなくなるということは不名誉なことでした。結婚式の花婿も花嫁も、この時は人生で一番幸せなときで
2023年12月31日 05:35

2023.12.31 宣教「命の価値」

聖書 マルコによる福音書8章31-38節  36-37節「人は、たとえ全世界を手に入れても、自分の命を失ったら、何の得があろうか。自分の命を買い戻すのに、どんな代価を支払えようか」これはイエス・キリストの言葉です。世界にあるすべてのものを自分が手に入れることになったとしても、命を失ったら何の得があるかと言っています。人はいつか時が来ると地上の生涯を終えていきます。その時何が残るのでしょうか。今、世界はまさに激動の中にあります。このような危機に直面している時代の中で、私たちはキリスト者として何を考えなければならなのか。それは、この御言葉にあるように私たちの命は全世界の何よりも尊い、価値があるのだ
2023年12月24日 05:14

2023.12.24 宣教「大いなる喜びを見る」

聖書 ルカによる福音書2章8-20節  今朝はクリスマス物語の中で、もっとも有名は個所です。11節の「今日ダビデの町であなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである」これが神のメッセージです。「今日」この時から、メシアによる救いの時代が始まりました。「ダビデの町」とはベツレヘムのことで、ダビデの出身地です。そしてダビデの子孫からメシアが誕生する約束がここで成就しました。今日、私たちのために救い主が生まれた。メシアの救いの始まりです。これが歴史の分岐点になりました。「今日」とは、神とわたしの出会いを体験する瞬間、そういうエネルギーが込められている言葉です。14節「いと高きと
2023年12月17日 04:10

2023.12.17 宣教「メシアの誕生」

聖書 ルカによる福音書2章1-7節  皇帝アウグストウスは全領土の住民登録を命令しました。そのため、人々は皆、登録するために自分の町へ旅立ちました。ヨセフもマリアも先祖の町ベツレヘムに行きました。ところが6-7節に「彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである」とあります。「飼葉桶に寝かせた」とは家畜にえさを与える場所です。それがメシアとして誕生したイエスのゆりかごになりました。ここでルカは何を伝えようとしているのか。メシアというお方が、人間が住む所ではなく、家畜が住む空間で、最も低い所で誕生さ

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